足がくたくた。
中国はマッサージが安いという噂があり、
上海でマッサージを受けるつもりだったが、
足の疲労を少し改善するために、
陽朔で、マッサージを受けることにした。
魚療とマッサージ(按摩)で1時間68元。
魚療は足元に小魚がいっぱい入った水槽をおき、
その中に足を入れると、小魚に角質を食わせるもの。
今回初めて知ったが、
なんか良い効果があるのだろうか。
小魚が足にパクパクしてきて、気持ちがいい。
角質って、なんだ?うまいもんか?
最初、この店に入るとき、
システムがわからなかった。
魚療は「いりょう」と発音し、「医療」と同じ。
「いりょう」はやるべきものなのか、
なかなか判断できなかった。
また、この時期になって、やっと、気づいたのだが、
陽朔の中国語には、方言がある。
「10」は標準語で「シ↑」というが、
陽朔では「ス↑」という。
「4」は標準語で「ス↓」という。
68元が「648」という数字に聞こえて、
話につじつまがあわなくて、混乱する。
それでも、自力で方言が識別できるようになったのは、
成長した証拠だ。自己満足。
お店のシステムが理解できないことで、
舐められたようだ。
魚療とマッサージ(按摩)が終わり、
支払いして帰るとき、
100元わたしとところ、
おつりを12元返してきた。
それを受け取り、
「やぱっり、システムがわからず、聞き間違えていたかな」と
弱気になり、店を出ようを何歩か歩いたところ、
壁に「魚療とマッサージ(按摩)68元」と書かれた紙を見つけ、
おばさんのところに戻り、その張り紙を指さし、
おつりが違うことを主張した。
店のおばさんは、笑いながら、
「Oh!YES」と言って、20元をレジから出して、
僕に返した。
舐められたもんだ。
そのとき、中国だから、こんなことをするのかと思ったのだが、
後で、これは、日本を含めて、世界中の観光地でありえることではないのか
相手(外国人)はわからないから、何もいってこないのを
いいことに、おつりをごまかす。
日本は大丈夫なんてことはうぬぼれで、
観光地で生活すると、そんなことは当たり前でずるい人間になってしまうのではないだろうか。
そんな気がした。
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